今や大人気のホットヨガスタジオLAVA。
楽しいレッスンも多くて、どんどん会員数・店舗数が増えて行ってます。
くまりす
そんな魅力的なLAVAですが、元インストラクターからの視点でみたとき、LAVAには危険な一面があることに気づきました。
でも心配する必要はありません。
その危険性を知っておくだけで、安全にLAVAを楽しむことができます。
に通い続けると、最悪の場合、身体を痛めることになりかねません。
安全に正しくLAVAでヨガを続けるためにも、この記事を読んでおきましょう。
この記事では、
- LAVAの危険性とは
- 安全にヨガするために知っておくべきこと
について解説します。
関連>>自宅でヨガするなら絶対知っておくべき《過伸展》で膝(ひざ)を痛める危険性
目次
元インストラクターが見たLAVA
の危険性とは?
初心者向けのクラスほど、経験が浅いインストラクターが多い
LAVAの初心者向けのレッスンの定番には、
- ヨガベーシック(運動量レベル2)
- ヨガビギナー(運動量レベル2)
などがありますが、LAVAのインストラクターは、まずこれらのレッスンからデビューしていきます。
つまり、経験の浅いインストラクターが担当することが多いレッスンなのです。
でも本来は、初心者の人が多くなる「ヨガビギナー」「ヨガベーシック」のクラスこそ、ベテランさんに担当してほしいですよね。
そこで、初心者向けのクラスでも、比較的ベテランのインストラクターが担当するレッスンがあります。
それは、
- リラックスヨガ(運動量レベル1.5)
- リンパリラックスヨガ(運動量レベル1.5)
- リンパリフレッシュヨガ(運動量1.5)
- デトックスヨガ(運動量1.5)
- 美律ホルモンヨガ(運動量2)
などです。
これらのレッスンは、運動量レベルは低めなので、初心者にもやさしいクラスになっています。
くまりす
- 初めてで不安
- 少しでも経験のあるインストラクターに教わりたい
というときは、これらのレッスンを選ぶと良いですね。
ポーズの「形」を伝えるアジャスト
インストラクターによって変わりますが、アジャスト(=ポーズを調整すること)の方法が危険なことがあります。
それが、ポーズの「形」を伝えるアジャストです。
アジャストとは>>ヨガにおけるアジャストメントとは?(他サイトへ飛びます)
ポーズを修正するときに「形」だけを真似しようとしても、正しく身体が使えていないと、かえって危険な場合があるのです。
それが、LAVAでレッスンを受けていると、ポーズの「形」だけを伝えてくれることが、たまにあります。
アジャストは本来、
を伝えなければなりません。
たとえば、
こういうポーズ(↑)をとったとき、お腹を使えていないと骨盤が前に倒れて腰が反りすぎることがあります。
そんなとき「前傾になってる骨盤を立ててください」とポーズの「形」を伝えられても、「腹筋をつかう」ということが分からなければ、バランスを崩してしまうのです。
「おへそを内側に引き込んで、お尻の穴を真下に向ける意識」というように「身体の使い方」を伝えるべきなんです。
インストラクターのアジャストの通りにやろうとすると体が痛い気がするときは、くれぐれも無理しないようにしましょう。
レッスンが大人数制
LAVAではスタジオの収容人数が40人以上のところも多く、基本的には大人数でレッスンがスタートします。
レッスンが大人数なので、あなたが危険なポーズの取り方をしていてもインストラクターが気づくのは難しい環境。
一気に一人で40人もの生徒さんを見るのだから、当然といえば当然です。
ひとりひとりを見るのが難しいという点で、大人数制のレッスンには危険が伴いやすいです。
LAVAで安全にヨガをするために知っておくべきこと
分からないことを聞くようにする
レッスン中分からない事があったら、レッスン後にインストラクターに聞いてみましょう。
LAVAのインストラクターさんは、みんな勉強熱心でとてもウェルカム。
生徒さんからの質問には、喜んで真剣に答えてくれます。
インストラクターにとっては、あなたからの質問は成長の材料にもなるので、とても有難いものなんです。
積極的に質問することで、少しずつインストラクターとの信頼関係もできてきて、ヨガがもっと楽しくなります。
遠慮してたら勿体ないです!
質問はどんどんしましょう★
>>関連:ヨガインストラクターのタイプは様々。自分に合う指導者を見つけて楽しく継続!
>>関連:「怖い・冷たい」印象のインストラクターの3つの真実!実は良き指導者?
「無理しない」のラインを知っておく
自分自身の「無理しないぎりぎりのライン」を把握しておきましょう。
最もわかりやすい目安は、呼吸が穏やかにできるかどうかです。
- しんどいポーズでも、頑張ればゆっくりと呼吸ができる状態なら大丈夫◎
- どんなに呼吸をゆっくり意識しても、どうしても呼吸が乱れてしまうなら、無理をしすぎです✕
また、柔軟性が必要なポーズでの「無理しないぎりぎりのライン」の判断基準は
- 痛気持ちいい ⇒〇
- 表情がゆがむ痛さ ⇒✕
というのが分かりやすいです。
平然と呼吸を深められる程度の痛みであれば、身体にちょうど効くところでポーズを取れています。
逆に、表情をゆがめてしまいそうな痛さの時は、ポーズを一段階手前に戻しましょう。
最初から完璧にできなくていい。と気楽に構える
ヨガを受けていると、
- 指導通りに動こうとすると体が痛い気がする。
- インストラクターの言葉の意味が分からない。
- ポーズが合ってるのか分からない。
ということが起こりますが、ポーズについていけなくても「最初から完璧にできないのは当然」と割り切って、次にいきましょう。
実はどんなに優れたインストラクターがレッスンをしても、限られたキープ時間の間に正しくアジャストを伝えきるのは不可能に近いです。
正しいポーズの習得は、何度もポーズをとっていく中で徐々に理解していくもの。
一度のレッスンですべて理解できるものではないんです。
何度もポーズを取って、何度もアジャストされるうちに、ある日突然「あ!こういうことか!」とひらめく瞬間がやってきます。
「今の自分はこれで大丈夫」と落ち着いて丁寧にポーズを取りましょう。
人が少ない時間帯を狙って受講
可能であれば、人が少ない時間帯「平日の昼間」を狙って受講しましょう。
生徒さんが少ないほど、インストラクターは丁寧にポーズをみることができます。
大人数のレッスンでは気づけなかったことを、教えてもらえるかもしれません。
まとめ【LAVAの危険性は、受ける側の意識で回避できる!】
いかがでしたか?
LAVAには多くのインストラクターが所属しているので、もちろん新人さんもいます。
でも、どんなインストラクターさんに当たっても、自分の意識次第で安全にヨガを楽しむことが可能です。
- 分からないことは、焦らず、時間があるときに聞けばいい
- 自分で自分の「無理しない」ラインを把握しておく
- 完璧にできなくていいから、自分の体を守る意識をしておく
これを意識できていれば、今後難易度が高いポーズやレッスンにチャレンジするときも、安全に着実に上達していくことが可能になります。
「チャレンジしたい。早く上達したい。」
そんな気持ちも大事にしつつ、でも気持ちだけが先走ってしまわないように、自分で自分を調整しましょう。
インストラクターさんも、日々ヨガの経験を積んでいるところ。
そこに自分も参加して、一緒に成長させてもらうような気持ちでLAVAを楽しめたらいいですよね★