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5つの苦悩の原因を理解すれば、全ての悩みが解決する?|ヨガ哲学

ヨーガスートラで解説されている

「苦悩の原因5つ」

ヨガをすることで苦悩の原因を無くすことができる。

と言われています。

 

ただ、本で勉強したり、ヨガの講座で聞いただけでは理解するのが難しいんですよね。

それは、言葉の意味が分かっても、実際の体験が伴っていないと心から納得できないから。

この記事では「苦悩の原因5つ」を、

  • 私の実践を通じて理解した流れ
  • 日常生活に活かすためにどう解釈するか?

を織り交ぜながら、わかりやすく解説します。

 

ヨーガスートラで説かれている苦悩の原因は5つ

ヨーガスートラでは苦悩の原因は5つあると説かれているんですが

苦しみって本当に色々な原因があるから、それが本当に5つに絞れるのか疑問に思いますよね。

 

でも一つ一つ紐解いて5個の原因の繋がりが分かったら、最終的には

「なるほど、それでヨガが苦悩を無くすのに効果的なんだな!」

と納得できるはずです。

 

では、さっそく見ていきましょう。

まず、苦悩の原因5つとは、

  1. 無知
  2. 自我(エゴ)
  3. 欲望・執着
  4. 憎悪
  5. 死への恐怖

です。

 

 

無知? 自我? それが苦悩の原因なの?

それに死への恐怖なんてどう頑張っても消せないでしょ?

 

なんて思ってしまうかもしれませんね。

確かに、欲望・執着、憎悪、あたりは何となくイメージできるけど、他の部分はちょっとよく分かりません。

 

でもこの5つの関りを理解することで、

 

  • 苦悩がどのようにして生まれるのか
  • どのように考えれば苦悩がなくなるのか

 

が分かってきます。

そのために、この苦悩の原因5つの順番にもちゃんと意味がある。

 

苦悩の原因.1
無知
「無知」とは本当の自分を知らないこと。

本当の自分を知らないことによって、②「自我」が生まれる。

苦悩の原因.2
自我(エゴ)
自我とは、一般的に人が「私」だと思っているもの。(人から観られる存在。身体や心)

自我にこだわることで③「欲望・執着」が生まれる。

苦悩の原因.3
欲望・執着
欲望が満たされないことがあると、

それを妨害するものに対して④「憎悪」が生まれる。

苦悩の原因.4
憎悪
憎悪とは、欲望が満たされない要因を憎むこと。

欲望へ執着があると、憎悪が生まれやすい。

苦悩の原因.5
死への恐怖
最終的には生命欲に固執して、失うことへの恐怖、死への恐怖へと繋がっていく。

このように「無知」からどんどん、他の苦悩の原因へ繋がっていきます。

 

次から、この5つの苦悩を一つずつ深堀りして、この5つの繋がりの理解を深めましょう★

 

苦悩の原因①「無知」

無知とは「本当の自分を知らないこと」。

「本当の自分」なんて、そんなものに定義はないように思われますが、ヨガではきっちりと定義化されています。

本当の自分、本来の自分をヨガでは「真我(しんが)」といいます。

 

苦悩の原因1個目は、真我への理解不足。

真我を理解するために、次のように自分の心を馬車で例えてみます。

この馬車でいうところの「馬」は、私たちの心。

馬は騎手がコントロールできれば上手く走ることができますが、騎手がどんなに頑張っても暴走することもあります。

私たちは普段、この馬や騎手を「自分」だと思ってしまうため、感情が上手く扱えない時、自分はダメな人間だと落ち込みます。

でも本当は、馬が暴走したり落ち着いたりする様子をただ落ち着いて見ている主人が、本当の自分(=真我)なんです。

たとえば怒っている時に、ふと「私すごい怒ってるな」と他人事のように思うことがありませんか?

そのように客観的に心を見る存在が真我、本当の自分です。

 

ここまでの説明で、「真我」の意味を頭では理解することができたと思いますが、それだけでは苦悩の原因はなくなりません。

「真我」=本当の自分なんだ!と心から実感できるようになることが必要なんです。

真我を「自分だ!」と理解することができれば、「ただ存在するだけでいい。自分は幸せな存在だ」と感じられるようになります。

そのためのツールが、ヨガであり瞑想です。

 

苦悩の原因②「自我(エゴ)」

「自我(エゴ)」とは、自分の心や肉体などの「人から観られるもの」。

つまり、一般的に人が「私」だと認識しているもの。自意識です。

 

本当の自分とは何かを知らず(無知)、心や身体が自分自身だと思い込むことで、自我にこだわるようになる。

そして自我への意識が強くなることで、自我が満足することに固執するようになります。

「私は価値のない人間だ」

「私は優しくないところがダメだ」

「私は不幸だ」

という考えは、自我へのこだわりによってうまれるんです。

 

「自我」は「無知」によって生まれる、勘違いされた自分のこと。

その勘違いによって、人は自分は不幸だという考えに行きついてしまうんです。

でもやっぱり人間は、生活していると心や身体が喜ぶことを求めてしまう生き物。

真我を理解しているつもりでも、自我へのこだわりを捨てきるのは至難の業です。

だから完璧を求めなくていい。

少しずつ真我への理解を深めて、自我へのこだわりが少しでも弱くなったら、それだけで「だいぶ自分変わったかも!」なんて思えるようになります。

 

 

苦悩の原因③「欲望・執着」

「欲望・執着」は、自分の体の外の世界からの喜びの刺激を欲し、その刺激に依存すること。

喜びの刺激を受けると、その瞬間は幸せを感じますが、失ったり、期待通りにいかないときには落胆します。

そして、次の苦悩の原因である「憎悪」を生みだしてしまう。

 

甘いものを食べて「しあわせ~」ということがあるけど、それは外的刺激によって欲望が満たされたことによる幸せ。

ヨガ的に言う、本当の自分を理解することで内から湧いてくる幸せとは異なります。

外的刺激による幸せだけしか感じられなくなると、それが執着になってしまうんです。

何も刺激が無くても、自分の内側から湧いてくるような幸せを感じるためには、真我への理解が必要です。

 

苦悩の原因④「憎悪」

心や身体(=自我)が満たされることに執着してしまうと、それが満たされない時に「憎悪」が生まれます。

欲望を満たすことだけが生きるモチベーションになってしまっていると、欲望が満たされない場合に、その要因であるもの(=自分、他人、環境など)を憎んでしまう。

 

例えば、何をしたという訳でもないけど、心が晴れ晴れして気分が良い日ってありますよね。

そういう時は、欲望を満たさなくても幸せを感じているので、思い通りにいかなくても憎悪が生まれにくいんです。

 

憎悪を生みださないためには、欲望への執着を手放し「自分の存在そのものが幸せである」と感じていることが必要です。

つまり「憎悪」という苦悩の原因も、真我を理解することで解決することができます。

 

苦悩の原因⑤「死への恐怖」

死への恐怖なんて誰でも持っているし、絶対になくすことなんてできないような気がしますよね。

でも、真我への理解が深まると

「死ぬって、思ってたほど怖がることもないかも。」と考えられるようになります。

 

死への恐怖は、生まれつき誰もが持っているもの。

でも、誰だっていつかは死ぬし、そのタイミングなんて誰にも分かりません。

 

そもそも「死」が怖い理由は、身体や心が失われることへの恐怖。

そこで【苦悩の原因①「無知」】を思い出してみてください。

本当の自分とは、身体でも心でもない。ただそれを見つめている存在。

つまり、心や身体は借り物で、本当の自分ではないんです。

 

私たちは、たまたま心や身体を与えられて、生かされている。

心や身体はいつか滅ぶけど、本当の自分は終わることはありません。

本来は「自分」というのは何も失うものがない存在なんです。

本当の自分とは何かを知り、与えられた身体と心で精一杯生きる。

それが前向きに死を受け入れ、死への恐怖から自由になる方法です。

死への恐怖との向き合い方が分かると、生きていることがどれだけ贅沢で尊いものかを思い知ります。

 

苦悩を解決するためのキーワードは「真我を理解すること」

ここまで5つの苦悩の原因をみてきて、すべての苦悩の根本は「真我を理解していないこと(無知)」であることがわかります。

本当の自分が何か(真我)を心から実感して、毎日を過ごせるようになると、苦悩はほとんど生まれることがありません。

よく有名なヨギーニたちが「ヨガをする目的は、本当の自分を知るため」などと答えることがありますよね。

それは、この苦悩の原因への理解からきているのだと思います。

 

真我を理解するためにヨガをする

「真我の定義」は、一度理解しても日常生活ではすぐに忘れてしまいます。

だから、真我をいつでも感じておくために、ヨガをするんです。

 

ヨガのポーズをしているとき、自分の呼吸や身体の内側、心を観察しますよね。

そのときの「観察している自分」は真我なんです。

ポーズが上手くできなかろうが、心が乱れようが、責める必要はありません。

「今日の私は呼吸がしにくいのね」「そんなときもあるさ」と、ただ受け入れれば良い。

ヨガを続けることで「自分を観察する習慣」をつけることができ、習慣化することで少しずつ「真我」を理解していくことができます。

 

ヨガのポーズも瞑想も、本来は真我を理解するためにあります。

 

 

まとめ【苦悩の原因がわかったら、ヨガがもっと理解できる!】

いかがでしたか?

苦悩の原因を一つずつ理解すれば、ヨガの目的や、どんな姿勢でヨガを受けるのが良いのかが分かってきますよね。

レッスンで先生が言ってたのって、こういう意味だったんだ!と納得したんじゃないでしょうか。

 

私も、ヨガをもっと楽しむために、ヨガ哲学の知識をもっと深めていきたいと思います★

 

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